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アスベストの劣化度の判定はどのようにするのですか。

2018 - 07 - 13

 

アスベスト含有建材の判定は、「劣化なし(劣化が見られない)」、「やや劣化」、「劣化」に分類されます。

「劣化なし」:おおむね全般的に損傷箇所や、毛羽立ちなどの劣化が進んだ様子が見受けられない状態。外的な要因や経年劣化が進んでいない、普通に使用している場合を表します。普通の状態であっても経年的に徐々に劣化が進んでいくため、定期的な観察が必要です。

「やや劣化」:全般的に表面などの劣化が進み、毛羽立ちなどが発生している状態。人為的または外的な衝撃などによって発生した一部損傷状態と何らかの要因によって発生した一部劣化状態を包括した分類です。早急な対策は必要としませんが、近い将来、劣化が進む可能性が高く、経過観察の必要性が高い状態です。

「劣化」:「やや劣化」よりも進んだ劣化状態であり、何らかの対策(入室注意勧告や除去工事などの計画策定)を講じる必要性が高い状態です。この状態での継続的な使用は、不要不急の場合は極力避ける必要があり、定期的観察などの際には呼吸用保護具の使用が望まれる状態です。

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